チャンピオンズカップのお話

こんにちは。ツェルペガです。

今回は12月4日(日)に中京競馬場で行われるチャンピオンズカップについて少し見解を書こうと思います。

チャンピオンズカップが行われる中京ダート1800コースの特徴は直線は長くダートコースでは東京競馬場に次ぐ長さ。しかも勾配のキツい急坂がある。この直線の急坂がある事でよりパワーのある馬じゃないといけないが意外と逃げ、先行馬が好成績を上げているコースです。

理由は、最初のコーナーから向こう正面にある上り坂でペースが緩む事が多いため。ここで一息入る事で前々で競馬している様な馬がバテにくくなるからです。

東京コースの様なある程度パワーを要し、差し追い込みが決まりやすいコースに比べて逃げ、先行馬が有利なのは上記で述べた事が要因だと思います。

ただ、逃げ先行馬が好成績なコースではあるが、急坂からのスタートとなるためテンに脚を使わなければなりません。

スタート直後に上り坂があり、1コーナーに入るまでそんなに長くはないので、外枠に入った逃げ、先行馬はポジションを取りにいこうとすると結構脚を使ってしまいます。

そして、最後の直線にも急坂が待ち受けているのでスタートから脚を使わせてしまっている分、バテてしまい差されてしまうというケースが考えられるため、重賞やG1レースとなるとテンが速くなる傾向がある事から外枠に入った馬が不振なのはこういった所があるからではないかと考えられます。

ですので、逃げ馬となると相当パワーがないと苦しいですのでスタミナ、パワーが要求されるレースとなります。

2014年から中京ダートで開催されるようになり、初年度こそ先行馬決着になったものの、2015年は差し追い込み決着(勝ち馬サンビスタ 牝6歳)、2016年の勝ち馬サウンドトゥルーは追い込んできての1着、2017年勝ち馬ゴールドドリームも追い込んできての1着、2018年2着ウェスタールンドは道中最後方からの追走で内ラチ沿いを追い込んで2着、2020年2着のゴールドドリーム、2021年チュウワウィザードなど展開次第で後ろからの馬でも届く場合もありますが、元々力のある馬ではないと差し追い込み馬は基本的にはきつく、ましてや大外一気はかなりきついです。

近年外枠からの好走馬も出てきてはいますが、中京開催になってから2桁馬番で勝ったのは2020年チュウワウィザードのみで(11番)極端な外枠になると当時日本では無双状態だったクリソベリルですらきつかったし(15番枠で4着)、更に14番枠から外を引いた馬は馬券絡みすらなしというレースとなっており極端な外枠は大きく割引です。

軸にするなら内枠、先行馬から素直に選ぶべしかと思います。

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